
勿論、それだけでは片付けられない面白さがあります。第9話のこのシーン(あーちん5周目)。あーちん(安藤サクラ)とまりりん(水川あさみ)がダイニングカフェでお茶してるところ。なっち(夏帆)とみーぽん(木南晴夏)が現れる。成人式以来15年ぶりの再会。「良かったら一緒にお茶しない?」勇気を出して誘うあーちん。「うんうん、するする」と誘いに応じるなっちとみーぽん。ただ一緒にお茶するだけのシーンなのに、何故か感動してしまうっていう。前回(あーちん4周目)の時は、同席するか一瞬微妙な空気が流れ、一緒にお茶することはなかった。そもそもあーちん(安藤サクラ)は、なっち(夏帆)とみーぽん(木南晴夏)が乗った飛行機を事故から守るために、5周目の人生の全てを費やしてまりりん(水川あさみ)と一緒にパイロットになった。この思いをあらたにする名シーンだと思うのです。ここの感動って、今までのドラマで感じたことのない種類の感動だと思うんです。https://www.ntv.co.jp/brushup-life/asami/公式サイトの○周目の麻美↑に、この手の細かなエピソード載っております。2周目の、福ちゃんのサービスポテトも、なんだか変な感動ありましたよね。この類いのエピソードが面白いと気づかせてくれるバカリズムさん凄いって思ってしまうのです。
さて公式サイトに、バカリズムさんのインタビューが載ってるんですが・・https://www.ntv.co.jp/brushup-life/articles/32367u6xbadoy41995gj.html1話の時点で最終的に「パイロット編」になるとは全然思ってなかったそうで、脚本書いてる途中で、最後にこんな盛り上げるお話作れるなんてただただ凄いなって思いました。普通はお話全体の構成が決まって、書き始めるものじゃないのかなって。これがバカリズムさん流なのかな。
というわけで明日が最終回。このドラマは大どんでん返しや裏切りに重きを置いてなく、「打ち上げ」みたいな最終回なんだそうです。僕が注目してるのは、バカリズムさんの登場はあるのかな?ってこと。多分・・ないんじゃないでしょうかね。

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