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https://news.goo.ne.jp/article/dailysports/sports/20210123059かつて広島カープに、用具運搬係として日本中を走り回る名物ドライバーがいた。前眞澄さん(69)。丸眞運輸の社長でありながら今なおハンドルを握るその前さんが、カープ時代の思い出話を語った。
前さんと聞いてピンとくる人は、かなりのカープ通だ。身長162センチ、体重50キロ。小柄な体でカープ号という大型のトラックを操ること40年。2016年6月に総走行距離200万キロという“大記録”を打ち立てた後、前線から退いた知る人ぞ知る広島の小さな鉄人だ。
「浩二さんっ、後ろのベッドに転がっといてください。頭はこっちですよ」
ミスター赤ヘル・山本浩二が選手として乗車した“お客さん”第1号だった。野球用具の運搬を目的に導入されたトラックだったが、時として選手を“運んだ”。近距離移動では、腰を痛めていた山本浩二ら選手にとっても、ありがたい存在だったようだ。確か以前にもこの名物ドライバーさんの記事、読んだ記憶がありますが、改めて読んでも、きつい仕事ですね。特に僕は運転が苦手なので、気の遠くなるお仕事です。2018年に大雨の影響でヤクルトの用具を運ぶトラックの球場到着が大幅に遅れたため、中日―ヤクルト12回戦が試合中止になった事がありました。事故渋滞や天気によるアクシデント、常にそういう事態を睨みながら安全に用具を現地に届ける、縁の下の力持ち的な役割ですよね。この名物ドライバー・前眞澄さんは今は引退されていますが、甥の洋央さんが二代目を継いで、日夜、カープのために走り続けているそうで、やっぱり、ぱっと違う人間が引き継げるものではなさそう。気持ちを引き継げる、前さんに近い人になってしまうのかな。今シーズンも色々大変でしょうが、よろしくお願いします。

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